女子中学生「まるで刑務所のよう」私服着用できず、異性との会話禁止… 児相「異常」な規則
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ニュースの配信日時 | : | 2021/4/2 05:30 |
関連する児童相談所 | : | 神戸市こども家庭センター |
ニュースサイトからの引用:
児童相談所の一時保護の在り方が問われる中、神戸市こども家庭センター(同市中央区)に保護された経験のある女子中学生と父親が神戸新聞社の取材に応じ、「異常」と映った規則と暮らしぶりを明らかにした。生徒は規則に反すると1人で小部屋に入れられるとし、児童の間で「説教部屋」と恐れられていると指摘。一方、施設側は「内省を促すため」とし、意識のずれを浮き彫りにした。(名倉あかり)
生徒は昨年、子育ての方針を巡って言い争う両親を止めようと警察に通報したことがきっかけとなり、同センターで一時保護されることになった。
入所後、職員から数々の規則が伝えられた。「男子と話してはいけない。目を合わせてはいけない」「トイレに行くときは必ず職員に声を掛ける」「私服は着用できず、下着やズボン、靴下など2セットだけ与えられる」…。生徒は「耐えられない規則。悪いことをしていないのに刑務所にいるようだった」と語った。
規則を破った人は、「説教部屋」と呼ばれる2畳ほどの個室に何日も入れられるほか、話したり、目を合わせたりするなど他の子どもとの接触が遮断されるという。生徒は「罰を受けている子を無視するのがつらかった。いじめているような気分になった」と声を落とす。特に異性間の規則が厳しく、男子生徒と恋愛関係になった別の女子生徒は個室に3週間入ったままで、食事は職員が部屋まで運んでいたという。
また、トイレへ行く際は必ず職員に声を掛け、付き添ってもらわなければならない。恥ずかしくて言いだしにくく、体調不良にならな...
生徒は昨年、子育ての方針を巡って言い争う両親を止めようと警察に通報したことがきっかけとなり、同センターで一時保護されることになった。
入所後、職員から数々の規則が伝えられた。「男子と話してはいけない。目を合わせてはいけない」「トイレに行くときは必ず職員に声を掛ける」「私服は着用できず、下着やズボン、靴下など2セットだけ与えられる」…。生徒は「耐えられない規則。悪いことをしていないのに刑務所にいるようだった」と語った。
規則を破った人は、「説教部屋」と呼ばれる2畳ほどの個室に何日も入れられるほか、話したり、目を合わせたりするなど他の子どもとの接触が遮断されるという。生徒は「罰を受けている子を無視するのがつらかった。いじめているような気分になった」と声を落とす。特に異性間の規則が厳しく、男子生徒と恋愛関係になった別の女子生徒は個室に3週間入ったままで、食事は職員が部屋まで運んでいたという。
また、トイレへ行く際は必ず職員に声を掛け、付き添ってもらわなければならない。恥ずかしくて言いだしにくく、体調不良にならな...
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女子中学生が語った「説教部屋」や厳しすぎる規則を見ると、子どもたちにとってどれだけ辛い環境だったかが伝わってきます。
特に、「男子と話すな」「目を合わせるな」といったルールや、私服が着られず寒い思いをしたという話は、必要以上に自由を奪っている印象を受けます。
施設側は「内省を促すため」と説明していますが、2畳ほどの個室に何日も閉じ込めることが本当に子どものためになっているのか疑問です。
トイレにすら職員の付き添いが必要で、恥ずかしさやストレスを感じながら生活しなければならないなんて、普通に考えて異常だと思います。
しかも、異性との関わりを理由に3週間も個室に隔離されたケースがあるなんて、罰として行き過ぎていると感じます。
父親が言うように、退所後に学校に行けなくなるほどの精神的な影響が出ているのも深刻です。
子どもを守るための施設が、逆に心を傷つけてしまう場所になってしまっているのでは、本末転倒です。
施設の老朽化やスペース不足が問題の一因かもしれませんが、それでもこんな厳しい規則を押し付けるやり方は見直すべきです。
「子どもを守るため」と言うなら、もっと子どもたちの声に耳を傾けて、安心して過ごせる環境を作る努力が必要だと思います。
現状のままでは、一時保護が子どもにとって苦痛でしかない場所になってしまいます。
移転後の改善に期待したいですが、今すぐできることもあるはずです。