児相の実態「生々しく把握してほしい」千葉県提訴の元職員、2万5000字超の陳述書
ニュースサイト | : | J-CAST ニュース |
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ニュースのURL | : | https |
ニュースの配信日時 | : | 2024/11/28 |
関連する児童相談所 | : | 千葉県市川児童相談所 |
ニュースサイトからの引用:
過酷な労働環境から精神疾患を発症し退職を余儀なくされたとして、千葉県内にある児童相談所の一時保護所の元職員・飯島章太さんが、県に対し未払賃金や慰謝料の支払いを求めて2022年に起こした裁判の第11回期日が、2024年11月27日に千葉地裁で行われた。
今回、飯島さん側は一時保護所の労働環境や裁判に至るまでの経緯をつづった陳述書を提出。2万5000字を超えており、代理人弁護士はこの長さになることは「まれ」だと話した。
仮眠時間は「ほとんど横になって目を閉じているだけの時間」
飯島さんが提出した陳述書は計24ぺージ、2万5000字を超える。
期日後に行われた報告会で、飯島さんの代理人弁護士は、陳述書について「これだけ長いのはまれ」だと話し、「児相で何が起こっているのかを生々しく把握してほしい」とその理由を説明した。
陳述書には、飯島さんが18年9月に内定を受け、19年4月に児相で働き始めてから裁判に至るまでの経緯や一時保護所の子どもにも職員にとっても過酷な環境、裁判への葛藤や思いが詳細につづられている。
例えば入庁当時について、飯島さんは配属先と土日休みではなく夜勤のあるシフト制であることを初日に初めて知ったことなどが記載されている。入庁翌日から実務に入らされ、一時保護所の職員としての専門知識やスキルを身に着けるための研修はなかったとしている。
また、仕事中は昼休憩をとることができなかったという。上司からは、昼休みは「子どもと一緒にごはんを食べるから無いのです」と言われたと記載されている。夜勤中は仮眠の時間があったものの、子どもたちの居室の前の廊下で寝ることになっており、布団がないこともあったという。子...
今回、飯島さん側は一時保護所の労働環境や裁判に至るまでの経緯をつづった陳述書を提出。2万5000字を超えており、代理人弁護士はこの長さになることは「まれ」だと話した。
仮眠時間は「ほとんど横になって目を閉じているだけの時間」
飯島さんが提出した陳述書は計24ぺージ、2万5000字を超える。
期日後に行われた報告会で、飯島さんの代理人弁護士は、陳述書について「これだけ長いのはまれ」だと話し、「児相で何が起こっているのかを生々しく把握してほしい」とその理由を説明した。
陳述書には、飯島さんが18年9月に内定を受け、19年4月に児相で働き始めてから裁判に至るまでの経緯や一時保護所の子どもにも職員にとっても過酷な環境、裁判への葛藤や思いが詳細につづられている。
例えば入庁当時について、飯島さんは配属先と土日休みではなく夜勤のあるシフト制であることを初日に初めて知ったことなどが記載されている。入庁翌日から実務に入らされ、一時保護所の職員としての専門知識やスキルを身に着けるための研修はなかったとしている。
また、仕事中は昼休憩をとることができなかったという。上司からは、昼休みは「子どもと一緒にごはんを食べるから無いのです」と言われたと記載されている。夜勤中は仮眠の時間があったものの、子どもたちの居室の前の廊下で寝ることになっており、布団がないこともあったという。子...
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N286 さん: 2024/12/12
このニュースの訴訟の件でクラウドファンディングが行われています。
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000105
問題の児童相談所は、千葉県市川児童相談所だそうです。
上記ページに気になる記述を見つけました。
『千葉県の市川児童相談所では、そんな大切な仕事を担う児童相談所職員のうち児童指導員の16・7%が精神疾患を発症し長期療養をし、特に、採用後間もない若手職員に至っては2人に1人が精神疾患で長期療養を行っています(千葉県議会 令和3年総務防災常任委員会(2021.12.13)参照)』
採用後間もない若手職員に至っては2人に1人が精神疾患で長期療養・・・これは異常というほかありません。
これは児童相談所という仕組みそのものが抱える問題であって、このような状況を生む現在の児童福祉法の運用が正しいはずがありません。
https
問題の児童相談所は、千葉県市川児童相談所だそうです。
上記ページに気になる記述を見つけました。
『千葉県の市川児童相談所では、そんな大切な仕事を担う児童相談所職員のうち児童指導員の16・7%が精神疾患を発症し長期療養をし、特に、採用後間もない若手職員に至っては2人に1人が精神疾患で長期療養を行っています(千葉県議会 令和3年総務防災常任委員会(2021.12.13)参照)』
採用後間もない若手職員に至っては2人に1人が精神疾患で長期療養・・・これは異常というほかありません。
これは児童相談所という仕組みそのものが抱える問題であって、このような状況を生む現在の児童福祉法の運用が正しいはずがありません。
千葉です。
2022年7月21日に始めて、2024年11月27日に11回目の期日とのことです。
訴訟の提起や判決ではなく、途中でニュースになるのは珍しいような気がします。
ニュースでは「提出した陳述書は計24ぺージ、2万5000字を超える。」とあります。
この陳述書を読んでみたいです。
電子書籍にして出版したらいいのではないかと思いました。
「19年5月以降、定員の2倍にあたる40人前後が保護されていることが常態化し始めた」
このあたりは気になるところです。
親と引き離されたこどもが、このような劣悪な環境に長期間置かれることが、こどもの福祉によいはずがありません。