児童相談所に対する国賠訴訟

児童相談所に対する国賠訴訟を支援します


 当団体では、児童相談所に対する国家賠償請求訴訟(以下「国賠訴訟」)を推進し、支援いたします。

 国賠訴訟を起こされると児童相談所側には大きな負担がかかります。国賠訴訟が頻発するような状況になれば、児童相談所としても、訴えを起こされる地方公共団体としても、そして国としても看過できるものではありません。1件1件の国賠訴訟の積み重ねが、現在の児童相談所の運用を是正する力になります。「一矢報いる」という言葉がありますが、1人では「一矢」に過ぎなくても、団結して何本も何本も繰り返し矢を放てば、それはいつか必ず「国」にも届きます。

「児相職員の横暴」と「児童相談所の横暴」を公に
 児童相談所における児童や保護者との面接はブラックボックスで、その中では児相職員による不当な指導が繰り返されています。国賠訴訟は、被害者が声を上げ児相職員(児童相談所)の横暴を公にする、最強の手段です。

 児相職員の横暴が公になれば、その児相職員は職を追われるかまたは萎縮し、今後の被害を食い止めることができます。

 児童相談所の横暴が公になれば、現行の児童福祉法のもとで保護者や児童の人権がどれほど蹂躙されているか世に知らせることができます。その事例の積み重ねは、児童福祉法の改正という大きな目標のための強固な支えになります。

 団結して声を上げましょう。当団体はその支援を惜しみません。


当団体からの「国賠支援給付金」について
 当団体から、児童相談所に対してあらたに国賠訴訟を提起する方に対し、「国賠支援給付金」として、一律1万円を給付いたします。本人訴訟であれば1万円で訴訟の提起にかかる費用を賄うことができます。

 支給の条件等について当団体までメールにてお問い合わせください


国賠訴訟の起こし方・進め方
 国賠訴訟の起こし方・進め方については、メールでお問い合わせください

 今後、児童相談所に対する国賠訴訟の具体的な手順、訴状・証拠説明書・準備書面の作り方等について解説するドキュメントを作成し、当ウェブページにて順次公開する予定です。


児童相談所に対する国賠訴訟Q&A
Q. 国家賠償請求訴訟」とはなんですか?
A. 公務員の違法行為によって生じた損害について賠償請求する民事訴訟のことです。国家賠償法という法律に基づいて行われます。「国家賠償訴訟」「国賠訴訟」「国賠」などともいいます。

Q. 国賠訴訟をすると氏名・住所等の個人情報が公開されてしまいますか?
A. 児童相談所に対する訴訟では、保護者や児童のプライバシーに関わることについて争うことなるため、第三者に知られたくない内容を含むことが多いです。その場合、「訴訟記録の閲覧等制限」という仕組みを使って、保護者や児童の氏名、住所等の個人情報を隠すことができますので、安心してください。費用は500円です。具体的な手続き等について支援しますのでメールにてお問い合わせください

Q. 国賠訴訟にかかる費用はどれくらいですか?
A. 国賠訴訟は民事訴訟です。通常の民事訴訟と同じ費用がかかります。訴訟の提起にかかる費用の目安は、予納郵券6,000円前後(事前に納める切手代。金額は裁判所によって異なります)、請求金額10万円として訴訟手数料1,000円、個人情報を隠すための閲覧等制限に500円、合計7,500円前後です。当団体からの国賠支援給付金1万円でおつりが出ます

Q. どんなことで訴えることができるのですか?
A. 国賠訴訟で訴えるには、違法に損害を受けたことが必要です。簡単な例では、児相職員が嘘をついた、約束を破った等で、それによって損害が生じていれば、訴えることができます。あまり難しく考えずに、「自分がされた一番酷いこと、一番悔しいこと」について訴えればいいのです。勝つことよりも、声を上げることが大切です。

Q. 弁護士に頼まなくてもいいのですか?
A. 国賠訴訟は弁護士なしでもできます。自分でする訴訟を「本人訴訟」といいます。弁護士に頼むと費用が高額になりますし、国や公共団体が相手方になること、勝つのが難しいこと等から、一般的に弁護士は受任を嫌がることが多いです。まず受任してくれる弁護士を探すのが大変ですし、当たり外れもあります。子供を取り戻すために国賠訴訟で勝たなければならない、というような理由がある場合を除き、当団体としては本人訴訟をお勧めしています。