代表のご挨拶
児童相談所には児童福祉法で定められた「相談に応じ、調査し、判定し、指導をする」という法的義務がありますが、現実には「一方的に親子を引き離し、親からの相談にろくに応じず、問題をより悪化させるような出鱈目な指導を行っている」と児童相談所に関わった多くの保護者が感じています。そして児童相談所は「虐待の"恐れ"がある」という理由で子どもを家庭に戻さず施設に入れてしまうのです。児童相談所職員の専門性の欠如がその要因の1つですが、児童相談所を取り巻く法制度、児童相談所のシステムそのものの欠陥を指摘する声も数多くあります。
親から強制的に引き離されるこども達が一番の被害者です。日本中で何万人もの児童、その保護者が強制的な親子分離に遭い、身を切られるような苦しみの中にいます。我々は、この問題について、声を上げなければなりません。当団体ではこの問題を「児童相談所が児童福祉法で定められた法的義務を守っていない」という観点から捉えて、改善に取り組みます。
2024年10月 児童相談所適切化協会 代表